ぽんきちの投資報告ブログ(FX・ソーシャルレンディングなど)

ものぐさ投資家「ぽんきち」の投資報告ブログです。FXやソーシャルレンディング関係の内容が多いです。

ソーシャルレンディングと投資信託をなんとなく比べてみる。

面倒くさがりなぽんきちとしては、投資信託はまずやらないですが…
自分の中での情報整理もかねて、簡単に、投資信託とソーシャルレンディング(←ここんとこ結構メインで投資してます)を比較してみようかなと。

ソーシャルレンディングと投資信託を比較1【運用期間の違い】

ソーシャルレンディングと投資信託では、投資の特徴として運用期間に違いがあります。
ソーシャルレンディングでは各案件で投資期間が決まっており、その間に解約ができないことが基本です。
期間内は、投資資金が隔離された状態になります。
期間の長さは投資案件によって違いがあり、3ヶ月や半年程度のものもあれば、2年以上の案件もあります。
ソーシャルレンディングでは、期間が終了した段階で元本及び利息が支払われます。
投資はそこで終了するため、継続して投資したいと考えれば、別の案件を探す必要があります。
一方、投資信託の場合は基本的に投資期限がありません。
期限が設定されているものもありますが、全体の中の一部です。
そのまま継続したいと思えばいくらでも長く持ち続けることができる点が、投資信託の特徴です。
同じ銘柄の投資信託を長期に渡って所有することが可能です。

ソーシャルレンディングと投資信託を比較2【自由度の違い】

ソーシャルレンディングでは、期間が終了するまでは投資資金を引き出すことができません。
途中で解約したくてもできないため、投資信託に比べて自由度は低いです。
設定期間が長くなれば、その分資金が長く引き出せない状態になります。
途中で貸し倒れなどの事態が起こるリスクも、期間が長いほど高まります。
投資資金の拘束をできるだけ短くしたい場合は、設定期間の短い案件に投資する必要があります。
また、ソーシャルレンディングではファンドによって販売開始時期も決まっています。
定員に達すれば募集が締め切られます。
投資家が申し込みをしたくても、すでに募集が終了しているケースがあります。
※もっとも、SBIソーシャルレンディングの常時募集型ファンドのように、「いつでも投資できるよ」という点を売りにしているファンドも(ごくまれですが)あります。
一方、投資信託に関しては基本的に購入や売却がいつでも可能です。
長期間保有することで利益を大きくしていくこともできます。
逆に、損失が拡大するようであれば、すぐに損切りもできます。

ソーシャルレンディングと投資信託を比較3【利回りの違い】

利回りにも違いがあります。
ソーシャルレンディングは投資資金が一定期間拘束されるデメリットはあるものの、投資信託に比べて高い利回りが期待できます。
ソーシャルレンディング業者や各案件によって違いがありますが、5%~10%などの高い利回りが設定されています。
投資信託ではここまでの高い利回りが期待できるものは少ないため、短期間での収益性を考えればソーシャルレンディングの方に優位性のある場合が多いです。
投資信託でも、より高い利回りを目指しているアクティブファンドのようなものもありますが、リターンが大きい分、損失リスクや手数料も高くなる傾向があります。
株式市場である投資信託は、相場の影響を受けやすい点が特徴です。
ソーシャルレンディングに比べて、その時々の相場状況で利益や損失が左右される面があります。
※もっとも、ソーシャルレンディングの高い利回りは、リスクの裏返しであるケースも多いです。このあたりは、ソーシャルレンディング・ラボさんなどの大手サイトを参考にしてください。

ソーシャルレンディングと投資信託を比較4【手数料の違い】

ソーシャルレンディングが低い運用手数料であるのに対し、投資信託では各種の手数料が必要になります。
ソーシャルレンディングで必要な運用手数料は、入金や出金にかかる手数料です。
但し、入金手数料は無料にしている業者も多くあります。
出金手数料も無料の業者があるため、ほぼ運用にかかる直接的な手数料を気にする必要はありません。
例えば、1円から投資できるソーシャルレンディングとして人気のファンズの場合、指定口座への出金手数料は無料です。
これと比較して、投資信託では売買にかかる手数料や運用手数料(信託報酬)が必要になります。
運用手数料は、投資期間が長くなればその分大きなものになります。
但し、インデックスファンドに多く見られるように、売買手数料がかからない投資信託もあります。

ソーシャルレンディングと投資信託を比較しての類似点

ソーシャルレンディングと投資信託には類似点もあります。
両方とも、少額の予算でスタートできる点です。
ソーシャルレンディングは、業者によって違いがあるものの、1万円から投資が可能な場合が多いです。
投資信託ではさらに低く、100円から投資が可能なものもあります。
低予算で取り組めることは、初心者にとっても参入しやすいメリットがあります。
投資の性質として、両方とも比較的ローリスクで取り組める点も共通しています。